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魔王1
孤高の女勇者はパーティを組まずに魔王の城までやってきた。
しかし、そこに待ち受ける魔王はあまりにも文字通りの強大すぎた。
勇者は魔王の足一本ですら落とすことが出来ずに、それどころか魔王をその椅子から立ち上がらせることもなく、その魔王の大きな足に地に伏せられてしまう。
ここまで一人で来た孤高なる勇者に感銘を受けた魔王はそのまま勇者を踏み潰そうとはせず、ある提案をする。

「お主、魔族になってわらわと共に歩まんか?」

女勇者は呆然とした。
人間が魔族になって力を貸す?冗談じゃないと。

「わらわもそろそろ跡継ぎが欲しくてな。
 魔王の跡継ぎは強くて勇敢なものでないと勤まらんからお主のような者が来るのを待っていたのじゃ。
 大丈夫じゃ、わらわのここは人間だろうが、エルフだろうが、10月も待てば魔族に仕立て上げることも可能じゃ。
 もっともこの中に入って、わらわの卵のところまで行かなければならないがな。なぁにお主は洞窟探検は得意なんだろ?フフフ」 

魔王は指で自分の秘裂を弄りつつ途方もないことを言った。
言うまでも無くその洞窟とは魔王が今指で弄っている秘裂の奥を指しているのだろう。
勇者は赤面する。くちゅくちゅ。魔王の指が動くと音を立てて、魔王の秘裂は音をたてて、その中から淫らな匂いを醸し出す。
その匂いは勇者を以ってしても誘惑してしまう。
勇者は肩にかけていたマントを外し、自分の靴を脱ぎはじめた。

「そうそう、邪魔な装備を外さねばな。」

目の前の魔王は椅子から腰を動かし、勇者が立っている地面にその臀部を付けた。

「さあ来るがいい、ここがお主のはじまりのダンジョンとなろう。」

魔王は両手の人差し指と中指で自分の秘裂を広げる、自分の跡継ぎを迎え入れるために。その時勇者の胸のペンダントが輝き、匂いによる誘惑から解き放たれた。
勇者はとっさに剣を持ち直し、その先を魔王に向ける。

「だ、誰が!あなたの子供になるものか!この私を愚弄した罪は重いぞ!」 

魔王は軽く目を閉じて

「そうか残念じゃ。ではせめてわらわの身体の一部にしてやろう。」
魔王は指先で勇者の剣を軽く弾くと、そのまま勇者をつまみ上げ、勇者を舌の上に乗せて
その口を軽く閉じた。
あまりにもとっさの出来事で驚くこともできない勇者。魔王は舌を動かし、口の中の勇者を嘗め回す。
まるで人間が飴を舐めているかのように、その表面を味わう。
飴のように甘くはないが、魔族の王である魔王とって久々に口にする人間の味は耽美なものであった。
口の中の勇者はたまったものではない。
自分の装備はその巧みな舌の動きによって剥ぎ取られ、下着とごくわずかなアクセサリーしか身に着けることを許されなかった。
全身が唾液にまみれた舌で弄繰り回され、魔王の唾液が放つ独特の異臭が勇者の身体にまとわりつき、そして自分の秘部や乳房も弄られては正気を保つことはできないだろう。
最初は狂ったかのように外に出ようと口内を押し広げようとした勇者の抵抗も、舐められることで体力を奪われたのか次第に小さくなっていく。
魔王も勇者の身体から味が出なくなったことに気づいたのか、舌の上にいる勇者を魔王の喉の奥へ押しやる。
口の中の勇者も自分に何が起きようとしているのか判断がつき、自分の押しやられている方向とは別の方向に逃げようとする。
しかし、それは丸められた舌先の動きによって阻止され、
そのまま・・・ 

「ごくり」 

勇者は魔王に飲み込まれてしまった。 口の中の獲物が食道を通っていくのが分かる。
魔王の腹の底から

「ぐるるるる・・・・」

小さな呻き声のようなものが発せられた。これからやってくる獲物を消化する胃も準備は万全のようだ。

「よかったのう。わらわの胃はお主を余すところなく消化してやると言っておるぞ。」

魔王は腹の底に向かおうとする食料に対して言った。

もちろん食道の中を落ちていく勇者はそんなこと耳に入るはずものなかった。
肉に揉まれながら落ちていくのはこれまでの冒険の中で体験したことはなかった。
勇者は広い空間の中に落とされた。
底の肉の壁が弾力性が強かったため、軽く受身を取った裸体の勇者はたいしたダメージも受けずにすんだ。
が、ここは胃の中・・・この中に招き入れられた者は無慈悲に消化されて、その奥で魔王の身体の一部として迎えられる。
あっという間に消化活動が開始され、強い酸性の魔王の胃液が勇者の身体に降り注ぐ。

「溶かされる!!」

勇者は一瞬自分の運命を呪った。
勇者の裸体に降り注がれる胃液、そして足もとからじわじわと水位があがってくる胃液のたまり。
胃液に接したところから熱を帯びて溶かされ・・・るはずだった。

「何も感じない・・・」

胸のペンダントと腕輪が強く輝いている。
そうかこのアイテムがあったのだ、冒険の途中に立ち寄った神殿の聖母から受け賜った神の加護が篭った聖なるアイテム。
これにより勇者の身体には強酸によるダメージを無効にしているのだ。
この場で溶かされる心配もなくなった勇者に余裕ができる。
そしてその余裕から次なる行動を考えさせる。
このアイテムの力でこのまま消化器を消化されずに進んで、魔王の身体の外に出て魔王が油断しているところを一気に潰すか。
それとも転送魔法で自分が直前に出た街まで戻るか?無難策はもちろん後者だが、ここまでの魔王の居城までの道のりに費やした労力を考えるとここで一気に決めてしまいたい。
しかし、それは同時に小腸・大腸を経由して糞として魔王の尻から排出されるまで待つということになる。

はたして勇者の選択は?!

========

★一度、転送魔法で態勢を整える
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★そのまま消化器官を突き進む


テーマ:えろっち小説 - ジャンル:サブカル


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